nagisanの記録

    2003年8月24日

    猟奇的な人=長文編

    そういえば、木曜日に大阪児童殺傷事件の判決が出るようで。実は27~30日まで旅行で更新できなさそうなので、ここでかいとこ。
    彼は精神鑑定の結果、人格障害であるとされている。個人的には精神病だろうがジャンキーだろうが、全ての犯罪にたいする免罪符になるものは有り得ないと考えている。(たとえ情状酌量の余地あろうとも、レールを踏み外したことは意識すべきだ。そうでなければ例外を作ることになり、結果逃げ道を作ることになる)しかし、弁護士の証言、拘置所の記録見ててちょっと恐くなった。彼の場合障害どころか、攻撃性そのものが人格なのである。すなわち「悪意」の権化。善悪も何も破壊のみが行動原則なのだから説得不能だ。終わらしたいという願望だけが支配する人間。「人は愛を分ける存在だ」とは弁護士の言葉であるが、実は愛の概念自体12世紀の発明だと言う説もあり、危ういものだったりする。愛なんてモノは、人間が生き延びるために後から作った最大にして最高の宗教に過ぎない。
    …とここまで書いてて、藤子Fの短篇を思い出した。その世界では人口が増え過ぎた結果、人々が利己的思考になり殺人や子捨て(発表当時、村上龍「コインロッカーベイビー」等社会現象になってた)が頻発する社会…明日の食い物に困ったら殺し合いも厭わない危うさはあるのだ。
    別に彼等犯罪者がそういう意思があるとは思えないが、善悪や愛は自明のものじゃないなというのを痛感した。

    …どうも、暇だといろいろ考えて駄目だな。常識のライン等どうでもよくなる。こんな時は妹とか遊ぶかしないと、自己愛パラノイアになるか自分嫌いな鬱になって好きじゃない。なんかやろ。

    閑話休題。最近寝れないんでスマン。

    ただ、彼の場合精神的に両親と切り離された間が強い。記録にも両親に対する憎悪があるし、エディプスコンプレックスの疑いも強そうだ。人格障害の治療の基本が「共感をすることで信頼関係をつくり、世界に対する違和感を払拭する」(というかその他の治療法がのっていない)なのだが、共有すべき感情がやっかいなんだよね、これが。普段の生活なら感じたくない感情だから、精神科医も大変なのは目に見えてるわけで。仕事でなきゃ近づきたくないのもわかるわけで。スマン。
    しかし、「世界と自分が隔てられてる」というからって、治外法権があるわけでなし郷に入れば郷に従えこの野郎、なわけだ。
    なるほど、犯罪と人格障害は連動するものじゃないといいたかったみたいで。
    やっと寝れそうだ、おやすみ。

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