ひりひりするリアルと見えない終末
今日は時間に空きがあったので、コンビニで時間つぶし。
そしたら、井上雄彦「リアル」と浦沢直樹「20世紀少年」という夢のような組み合わせが。
思わず読んでしまいました。
リアルのほうは、事前に5巻を一揆読みして、やっぱ井上雄彦すげーと再認識してた。
(どうも、「バガボンド」がつまらなくて終わったのかなと思った時代があったので)
なんつーのかな、男の生き様(障害あろうとなかろうと)がまざまざと見せられて、しかもダメなやつらの描写がこれでもか!これでもか!って描写されるの。
一番にこだわる高橋、自分の道を模索してもがいてる野宮、息子との距離がつかめない高橋父、障害者じゃないやつ(高橋は事故で障害者になったんだけど)むしろ障害者バスケにひたむきな戸川清春とカ長野が神のようにすら見える。
ようするに、自分が見えてないやつらの不条理やもがき、それでもゆずれないもの、そういう描写がとくいなんだなと髣髴させる。
(それでも、バガボンドは認めない)
なんか、こいつら抱きしめて許してあげてーみたいな母性本能がくすぐられた。
それくらい、男の描写にすぐれた作家だなと思ってる。
こっちはエンターティナー浦沢直樹の最新刊。待たせたなって感じだけど。 よんでて、あー壮大なギャグSFやりたかったのかなーと思う今日この頃。 ロック好きで好きで好きで、イマジンなんて本気で信じてて、でも汚い心がとれなくて… 一番きれいなのが一番汚くて、一番泥臭いことが実はきれいなんだよって壮大なネタ漫画にしたいのかなと思った。
年末から最終章とか言ってるけど、今回でもういいかなって感じ。
ともだちの正体しりたいようなバカはたぶん振り回されて終わるような気がするので、その怒りを見てみたいような気も。
絶対的な回答をほしがるものは何も得るものはない、そんな漫画のような気がする。

nagisanの記録





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