GW直前からこっちずっと体調がよくなくてダウン状態です。
なのに自爆覚悟の記事を書くのは、なんだろうな。
ということで、個人的に気分の悪くなったドラマ・映画を3つあげて見る。
1.ライフ(ドラマ版)
時かけの後に思わず見てしまって、1週間寝込んでしまったんだよなあ。
というか、これをみて楽しめる人間がかえっていやらしく感じる。漫画
だとさじ加減はまだきちんと出来てるのになんだろう、このついていけなさは。
何が気持ち悪いと言ったら、人間を死においつめても虫けらにしか思えない、いじめっ子のメンタリティがもうだめ。多分一定人数居るんだろうけど、そういう人間の気持ち悪さを全面に出しすぎていじめ問題がどーのこーのではすまされない酷さをか持ち出してる。
原作のせっかくの救いのあるエピソードも、テンポの速すぎるいじめっ子再攻撃シーンの来襲で台無しにしてしまう。よく死なないよな、ヒロイン。ただそれだけ。
これみて、けらけら思える人間は無条件に刑務所送っていいよ。こいつらの人格改造推奨。
これみたあとで「バトル・ロワイヤル」みると深作欽ニ監督と言うのがどれくらい暴力のさじ加減をしっかり見積もって作っていたかがよく見えてきます。暴力って、書けばいいとは限らないんだよ!というヤクザ映画暦の長い深作監督の静かな怒りがわかります。
これは、ある意味いじめの「いやらしさ」を追求し過ぎて見れない領域になったって感じですね。
てか、誰か止めろよ、本当。
2、TAKESHI'S
こっちはどっちかというとダウナーな気持ち悪さが伝わってくる系。
全編にわたって、「北野武の欝」が色濃く出てるので、欝状態の時に見るといわれのない不安感でだめになる感じ。
ほかの北野作品はそういう「どうしようもない欝」を払拭する「笑い」を挿入してバランスを保っているのですが、それをわざとなのか別の意図があるのか完全にトーンが重い。
おそらく、成功と言う選択を選ぶことのできない人間と言うのはこういう辛さを抱えながら人知れず死んでいくのだろうなと言う残酷な映画でもあります。ひそかにキッズリターンでもやったテーマでも有りますが...
「座頭市」ではいいアクセントになっていたタップが逆の効果を与えてるのは皮肉なのでしょうか?
だからこそ、ある意味傑作なのではあるのですが、それゆえ辛い。
特に、成功してないと感じてる人間には辛いものにうつるのかもしれないです。
3.時計仕掛けのオレンジ
こちらも「名作なのはわかるけど、見るのがしんどい」映画。
いや何度見てもラストの20分がつらいのよ、本当。
その辛さが、この映画のミソなのはわかるんだけどやっぱ辛い。
でも、見ないわけには行かない不思議な引力が有ります。
バイオレンスと言うのはやっぱり人間にはついていけない世界なのだとおもわせる一作です。
(オマケ)
...ホラーとかグロとか耐性あるほうなんですが、むき出しの暴力ってのがダメ。
どっちかと言うと肉体系よりも精神攻撃が伴う方がダメ。
最近では「ゆきゆきて、神軍」がその領域に達していました。
奥村氏の個人的な激情から来る「正義」が、罪悪感で沈黙し続ける「小さな戦争犯罪者」をなぎ倒し続ける狂気に見世物根性を通り越したなにかを感じてしまいました。
それにしても最近の映画は、後味のいいのが多いなあとおもいます。いいんだか悪いんだか。